毎年7月の第1週に行われる「夏詣」、過ぎし半年に感謝し来たる半年に祈りを込めるという趣旨で2014年に浅草神社の提唱で始まったこの催しも今年で12回目を迎え全国に広まりました。
これに呼応する形で一凛堂の前身である旧つまみ堂店主が浅草神社様の後援のもとつまみ細工の伝統文化の弥栄を願う「つまみ細工の日」という記念日を提唱し、こちらも今年で10回目を迎えます。
旧つまみ堂に所縁のあるつまみ細工作家さんや講師の方々も7月3日のつまみ細工の日を受け継いで全国で発信をしてくださっています。

地域で伝統工芸を守り次の世代へと繋いでいくという趣旨から、浅草神社様では毎年この夏詣の期間中につまみ細工体験や様々な催しを行うサポートをしてくださっています。
10回目を迎える今年は7月6日(日)につまみ細工体験やつまみ細工製品の販売などを行わせて頂くことになりました。
同時に着物文化を広げ後世に残していく目的で着物を世界遺産にする活動もされている日本和装様の会員組織でもある「着物食いしんぼう部」の皆様も夏詣とつまみ細工の日を盛り上げてくださっており、今年も夏着物をお召しになって参加してくださいます (同日に神楽殿で「夏着物ファッションショー」を行います)

受け継がれてきた素晴らしい日本の文化や風習を忘れず、次の時代へも伝え遺していくことは大変意義のあることだと思います。
全国にいらっしゃるつまみ細工愛好家・作家・先生皆様でつまみ細工という日本の伝統文化の発展を祈る1日にして頂けたら何よりです。
同時に全国で行われている「夏詣」にも注目をして頂けたら幸いです。

リンク→ 浅草神社「夏詣」