かんざしの足の種類
つまみ細工をかんざしに仕立てる時に使用するかんざしの足。
ひとくちに「かんざし」と言っても、実はいくつかの種類が存在します。
それぞれの特徴を覚えて、シーンにあったパーツを選びましょう!
前挿し
職人が使用している、前挿用のかんざしの足です。七五三、成人式、ブライダルなど、あらゆる髪型の前挿しに使用します。
大きいつまみ細工の場合は極天糸で前挿しを付けることで、前頭部に付けることができるつまみ細工かんざしの出来上がり。前挿しは上下左右自由に動きますので装着しやすく取れずらいのも便利です。
【使用例】
※写真は、前挿しをわかりやすく写すため、上下を逆にして撮影しています。
ニューム足
職人さんも使用している、かんざし用の足です。舞妓さんのかんざしに使われている足はこちらです。
下がりなどがついた縦長の仕上がりに向いています。
【使用例】
※9.1cmのニューム足にお花をつけたサンプル画像です
Uピン
つまみ細工1~3輪ほどを組み上げて使用するのに最適です。
重たいちりめんなどは耐えられない場合もございます。
Uピン仕立ては「持っているかんざしだけでは足りないから、少しつまみ細工を足したい」「浴衣に使用する髪飾の仕立てとして使用したい」などなど様々なシーンで活躍する仕立て方です。
【使用例】
先角かんざし
1本挿しのかんざしです。